10/30発売【オンライン版】澤田真琴 BJJ CORE MOVES

FFP-1198OL

9,500円(税込)

定価 9,500円(税込)


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覚えた技を、使える技に。
柔術を続けていれば、新しい技を覚える機会は数多くあります。道場で教わる技、セミナーで学ぶ技、教則動画で知った技。しかし、せっかく覚えた技が、実際のスパーリングでは思うように使えない。しばらく練習しても、相手に対応されると使えなくなってしまう。そんな経験はないでしょうか。技を覚えることと、その技を使いこなすことは、必ずしも同じではありません。では、その違いはどこにあるのでしょうか。

今回、澤田真琴選手が教則のテーマとして選んだのは、エビ、足回し、肩ブリッジなど、柔術家なら誰もが取り組んでいるであろう「基礎ムーブ」でした。道場では準備運動として行われることも多い、見慣れた動き。しかし、それらの動きが実際の柔術の中でどのように使われているのか、意識して考えたことはあるでしょうか。基礎ムーブを知っていることと、その動きを実戦で使えること。本作は、その間にあるものを掘り下げる教則です。

技は、いくつもの基本動作からできている
澤田選手が語るのは、技を完成した一つの形として覚えるのではなく、動きを分解し、それぞれのパーツとして理解するという考え方です。例えば、セミナーで新しい技を覚えたとします。最初はうまく使えていても、相手に対応されると技がかからなくなることがあります。そんなとき、その技を「自分には合わなかった」と諦めてしまうのか。それとも、技を構成している動きを一つずつ見直し、どこを修正すればいいのか考えるのか。澤田選手は、動きをパーツとして理解していれば、技全体を捨てるのではなく、細かな動きを修正することで、再び技が機能する可能性があると語ります。つまり、基礎ムーブは単なる準備運動ではなく、技を理解し、組み立て、修正するための重要な要素でもあるのです。

基礎ムーブが、実際の技にどうつながるのか
本作では、足回し、足蹴り、開脚、足交差、肩ブリッジ、腰上げ、エビ、逆エビ、絞り、横跳び、寝蜘蛛といった基礎ムーブを収録。それぞれの練習方法だけでなく、実際の柔術でどのように使われるのかを具体的に紹介しています。

例えば、足回し。単独の運動として行うだけでなく、ガードポジションやパスガードでの使い方、フックスイープや三角絞めとのつながりを解説します。肩ブリッジは、マウントやバックからのエスケープ、ディープハーフ、鉄砲返しなどへ。腰上げは、三角絞め、ラッソーガード、ホレッタなどへ。エビも単なる移動練習にとどまりませんサイドポジションからのエスケープや、背中を取られそうな状況からガードへ戻す動きなど、実戦のさまざまな場面での使い方を紹介しています。

いつも繰り返している動きが、実際の技のどこに使われているのか。
一つひとつの基礎ムーブと実戦のテクニックを結びつけながら学べることが、本作の大きな特徴です。

ワールドマスター5度優勝。澤田真琴が実際に使ってきた技術
本作は基礎ムーブの解説だけではありません。応用篇には、澤田選手が長年の競技生活で磨き、実際の試合でも使用してきた得意技を数多く収録しています。

その代表的なものが、サンパウロパスと小江戸スイープです。サンパウロパスを含むクローズドガードへの各種パスガード、ハーフガードへの対処、ラペラを使った小江戸スイープと、そこからのバックテイクや切り返し。さらに三角絞めのバリエーションやディフェンス、ポジション別のカウンター、バックポジションからのサブミッション連携まで紹介しています。これらは単に技のレパートリーを増やすためだけに収録されたものではありません。基礎ムーブを長年繰り返し、その動きを実戦の中で使い続けてきた澤田選手の技術を、実際の形として見ることができます。

澤田選手はIBJJFマスター世界選手権の黒帯部門で2015年、2016年、2022年、2025年、2026年に優勝。長年の競技経験と、世界大会での実績を持つ選手です。その澤田選手が日々行っている基礎運動と、実際に試合で使ってきた技術。その両方を、一つの作品で学べる構成になっています。

日本柔術の黎明期から受け継いできた動き
今回の教則には、澤田選手にとって特別な思いも込められています。澤田選手によれば、基礎運動の原点は、格闘技を始めた頃に和術慧舟會の守山竜介氏から教わった動きと、ブラジルでヒカルド・デラヒーバがクラス前に行っていた準備運動にあります。それらを長い年月をかけて少しずつ改良し、現在も道場で日々繰り返しているといいます。インタビューでは、かつて横跳びという動きが何のために必要なのか分からないまま、長年練習していたというエピソードも語っています。

黒帯になってから試合を見ている中で、初めてその動きが実戦で使われていることに気づいたそうです。それをきっかけに、ほかの基礎運動についても、実際の技とのつながりを探すようになったといいます。澤田選手自身も、以前は基礎ムーブをほぼ準備運動として捉えていた時期がありました。だからこそ、単に「基礎は大切だ」と説くのではなく、実際にどう使われるのかまで伝えたい、これまで教わってきたことを形として残したいという思いを語っています。

本作は、澤田選手自身の格闘技生活の集大成という意味も持つ作品です。

新しい技を学ぶためにも、まず土台を
最新のテクニックを学ぶことは、柔術の大きな楽しみの一つです。本作は、その楽しさを否定するものではありません。むしろ、これから新しい技を学ぶためにも、基礎的な身体の動きを身につけておくことが役立つのではないか。

澤田選手は、野球の素振りやキャッチボールに例えて、その重要性を説明しています。優れた選手のフォームを知っていても、それを真似するだけで同じようにプレーできるわけではありません。その動きを実現するための基本が必要です。柔術でも同じように、基礎的な動きを理解し、繰り返しておくことで、これから学ぶ技を理解しやすくなる。そして、すでに持っている技についても、その動きを見直すきっかけになるかもしれません。

本作は、特に次のような方に見ていただきたい教則です。
◎基礎ムーブを準備運動として行っているが、実際の使い方までは意識していなかった方
◎セミナーや教則で技を学んでも、なかなか自分のものにできない方
◎覚えた技が相手に対応されると使えなくなってしまう方
◎自分の柔術を一度見直したい方
◎新しい技を学ぶための土台を作りたい方
◎道場での練習に加え、一人でできる練習にも取り組みたい方

基礎ムーブは、一人でも取り組める練習です。澤田選手自身も、長年この運動を日々繰り返してきました。道場へ行けない日でも、わずかな時間を使って身体を動かすことはできます。派手な練習ではないかもしれません。しかし、いつも行っている動きの意味を理解することで、普段の練習にも新しい発見が生まれるかもしれません。

新しい技を増やす前に、今ある技を支えている動きを見直してみる。
澤田真琴『BJJ CORE MOVES』は、澤田選手が長年積み重ねてきた基本動作と、その実戦での使い方を掘り下げた教則作品です。

◎収録内容
□基礎ムーブ
■足回し / 内・外
・足回しの練習方法
・足回しの実践的な使い方 / ガードポジション
・足回しの実践的な使い方 / パスガード
■足蹴り
・足蹴りの練習方法
・足蹴りの実践的な使い方 / 片襟片袖ガード
■開脚 / 横・縦
・開脚の練習方法
・開脚の実践的な使い方 / ガードポジション
■足交差
・足交差の練習方法
・足交差の実践的な使い方 / スイープ
■肩ブリッジ
・肩ブリッジの練習方法
・肩ブリッジの実践的な使い方 / マウントエスケープ
・肩ブリッジの実践的な使い方 / バックエスケープ
・肩ブリッジの実践的な使い方 / ディープハーフ
・肩ブリッジの実践的な使い方 / 鉄砲返し
■腰上げ
・腰上げの練習方法
・腰上げの実践的な使い方 / 三角絞め
・腰上げの実践的な使い方 / ラッソーガード
・腰上げの実践的な使い方 / ホレッタ
■エビ 1(足交差から足抜き)
・エビ1の練習方法
・エビを使った移動稽古 1
・エビ1の実践的な使い方 / サイドポジションからのエスケープ
■エビ 2(足交差からロール)
・エビ2の練習方法
・エビを使った移動稽古 2
・エビ 2の実践的な使い方 / 背中をとられそうな状況からガードに戻す
・エビ 2の実践的な使い方 / サイドポジションからのエスケープ
■逆エビ
・逆エビの練習方法
・逆エビの実践的な使い方 / 上四方からのエスケープ
・逆エビの実践的な使い方 / ガードから立つ
■絞り
・絞りの練習方法
・絞りの実践的な使い方 / クローズドガードへの対処
・絞りの実践的な使い方 / 脇差し
■横跳び(水平移動)
・横跳びの練習方法
・横跳びの実践的な使い方 / サイドからガードへ戻す
■寝蜘蛛
・寝蜘蛛の練習方法

□基礎ムーブの実践【基本篇】
◎エスケープ
■サイドで抑え込まれた際のエスケープ(エビ1 / エビ2)
■マウントからのエスケープ 1(足交差 / 横跳び)
■マウントからのエスケープ 2(絞り / 足回し / エビ)
■バックからのエスケープ(横跳び / 足交差)
◎スイープ&サブミッション
■フックスイープ(足回し)
■三角絞め(足回し / 腰上げ)
■腕十字・オモプラッタ(足交差)
◎寝蜘蛛
■寝蜘蛛を使ったバックテイク
■寝蜘蛛を使ったスイープマウント

□基礎ムーブの実践【応用篇】
◎vsクローズドガード
■クローズドガードの割り方
■クローズドガードへのサンパウロパス
■相手の足を騙すパスガード
■ラペラを使ったパスガード
◎vsハーフガード
■相手の足を騙すパスガードの応用
 ⇒サイドで押さえた相手が暴れた場合の対処
■ハーフガードへのパスガード
■二重絡みへのパスガード
■脇を差せなかった場合のパスガード
■ハーフガードが抜けない場合の肩を使った絞め
■ハーフガードが抜けない場合のフロントチョーク
◎小江戸スイープ
■ラペラを使ったハーフガードスイープ
■スイープできなかった場合のバックテイク
 ⇒潰された場合 逆方向へスイープ
◎三角絞め
■三角絞め
■腕を流さない三角絞め
■後ろに下がりながら三角絞め
■三角絞めの連携
■三角絞めのディフェンス
■腕を流さない三角絞めのディフェンス
■腕の状況からみる三角絞めディフェンスのポイント

□ポジション別テクニック
◎ディフェンスとカウンター
■パスを狙ってくる相手の腕を殺すラペラの使い方
■腕十字へのカウンター腕十字
■アームロックへのカウンター
■スタンディングでのアームロックへのカウンター
◎バックポジションからのアタック
■バックチョーク
■ネックロック
■ネックロックのディフェンス
■バックからのサブミッション連携

110分